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災害対応

災害対応
2025年8月15日

令和7年8月6日からの大雨による災害対応状況について

このたびの令和7年8月6日からの大雨により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。


【概況】
■被害状況
安否不明者5名、重軽傷者が8名報告されています。
また、家屋被害は現在、石川県(310棟)、福岡県(158棟)、熊本県(1,203棟)、鹿児島県(396棟)となっています。
さらに、秋田県と大分県においても、それぞれ2桁棟を超える被害が確認されています。
※消防庁および各自治体による8月14日15時時点の発表による

■ボランティアセンター(VC)の状況
発災後、各市町の災害VCが立ち上がり、事前登録制や地域を限定した形でボランティア募集を行っています。
災害VCの設置状況はこちらをご覧ください。


【支援団体の活動とコーディネーション】
鹿児島県霧島市・姶良市の災害VCでは、今後、技術的なアドバイスを求める声が上がることが想定されます。
鹿児島県では災害VCを中心とした支援が行われているため、JVOADは社会福祉協議会(社協)と連携し、NPO等による支援をつなぐ調整を進めています。

また、熊本県では技術系団体による支援やペット支援団体の活動が始まっています。
KVOADが主催する情報共有会議は、今週は毎日開催されており、県社協、行政、支援団体が参加して課題を共有しています。
会議では、浸水によりエアコンが使用できなくなった世帯への暑さ対策といった課題も明らかになっています。


【全国域の動きとJOADの今後の活動】
内閣府とは適宜情報共有を行っており、全社協・中央共募とは協力して被災地を回り、現地確認を行っています。

JVOADは、KVOADと連携しながら以下の調整を進めていく予定です。

  • 避難所への支援は現時点ではありませんが、在宅避難者や被災家屋への技術的支援など、現地の状況に応じたサポートを行います。
  • 熊本県ではみなし仮設の設置が検討されているため、仮設住宅での生活を見据えた支援調整を進めます。
  • 調整業務における応援体制について、KVOADと協議します。
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