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災害対応

災害対応
2020年9月9日

台風10号の対応について〔9/9 13:00現在〕

非常に強い勢力を維持しながら沖縄、九州地方を中心に接近した台風10号について、
JVOADでは、4日より、台風に向けた準備を開始し、各県域の関係組織と連携しながら
情報収集を行ってまいりました。

一部、家屋の損壊等ありましたが、多くの支援団体による活動が必要となるような
大きな被害は見受けられませんでした。
長崎県、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県等の支援関係者を中心に、JVOADスタッフが
ヒアリングを行い、状況を確認しております。

今回被害が少なかった背景には、予想より台風の勢力が落ちた事も起因しますが、
7月の大雨による被害を経験した後の気象庁からの呼びかけ、行政からの避難の
呼びかけ、住民の方がたの事前の備え(避難所への積極的な移動や、高台への
車両の移動など)が、功を奏したと感じています。
今後も、それぞれが最大限の準備を行うことが重要であると再認識いたしました。

 一方、鹿児島県、長崎県では、依然として2640戸ほどの停電が続いております
(9月9日10時現在)。
残暑が続く中、停電が長期化すると、熱中症など、体調を崩される方が出る事が
心配されます。
また、瓦屋根に関しては、時間が経ってからひびやズレが生じている部分などから
雨漏りする可能性もあるため、今後も注意が必要です。

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