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災害対応

災害対応
2021年7月12日

【状況報告】令和3年7月豪雨災害(静岡県)の状況について[7/12現在]

7月1日からの大雨は、日本各地で大きな被害をもたらしています。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

JVOADは静岡県災害ボランティア本部・情報センター(県V本部)の要請により、7月6日よりスタッフ2名を現地へ派遣し、被害の状況確認等に努め、県v本部の運営サポートとして、県外支援関係者との調整、オープンな場としての情報共有会議(ふじのくに災害支援者会議)の開催準備等を行ってまいりました。

※静岡県災害ボランティア本部・情報センターとは
http://shizuoka-wel.jp/accident/about/
https://shizuokavc.jp/

【被害状況と今後】
・熱海市
7月1日から降り続いた大雨により、3日に熱海市で大規模土石流が発生、現在も行方不明の方々の捜索活動が続けられています。土石流の場所は、危険度も高く、捜索も続いていることから支援の申出に対して、活動できることがあまりにも限定的となっています。
活動ができる状況となった際、県V本部と連携し、更なるサポート体制を作っていきたいと考えております。
また、現在2か所のホテルが避難所となっており、避難所がいつまで継続されるのか、仮住まいへの移行について、行政の支援の動向と、民間支援の可能性を探り、被災住民の方々が困らないよう、話し合える場づくりも検討していきたいと考えております。

・沼津市、富士市
床上・床下浸水等が数百件確認されておりますが、災害救助法の対象となっておりません。JVOADは、市ボランティア本部の支援体制の構築に際し、運営面等の様々な悩みを解消し、支援活動がスムーズに進むよう、調整に入りました。現在、支援活動が進んでおります。

今後も県V本部と連携しながら、被害にあわれた住民の方々が、一日も早く普段の生活に戻れるよう、支援を続けてまいります。

(写真左)県災害V本部で開催された情報共有会議。熱海市、富士市、沼津市とオンラインで結び実施された(7月7日)・(写真右)富士市ボランティア本部での打ち合わせの様子(7月10日)

その他、7月7日から8日にかけ、島根県、鳥取県、広島県において、また、7月10日には鹿児島県、宮崎県、熊本県において、「警戒レベル5」(緊急安全確保)が発令されました。各地で浸水や土砂崩れ等の発生が報告されており、現時点では甚大な被害は報告されておりません。今後も、連携する各地域のネットワーク団体と緊密に情報を交換し、被災地の状況について確認してまいります。

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