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災害対応

災害対応
2022年8月12日

【令和4年8月大雨】発災から一週間:災害対応状況について

8月3日からの大雨による災害から一週間が経ちました。各地で、行政による支援と並行し、NPO等の支援団体やボランティアによる支援が始まっています。

【概況】
■被害状況
行方不明の方1名、重軽傷者が8名報告されています。また、家屋被害は現在、新潟県(1798棟)、石川県(1443棟)、山形県(418棟)、福井県(398棟)、となっています。また、青森県、福島県、秋田県においても、それぞれ100棟を超える被害が確認されています。
※消防庁8月12日8時発表による

■ボランティアセンターの状況
発災後、各市町の災害ボランティアセンターが立ち上がり、コロナの感染拡大を防ぐため、事前登録制、県内、または市内在住に限定という形でボランティアの募集を行っています。
災害ボランティアセンター設置状況はこちらをご覧ください。

【支援団体の活動とコーディネーション】
家屋被害の大きかった新潟県村上市、関川村においては、重機での流木の撤去など、技術的な支援ができる団体が入っています。JVOADは災害NGO結と連携し、支援団体の活動状況の把握を行い、支援のもれ・むらを防ぐため、行政・災害ボランティアセンターと支援団体との調整を行っています。

また新潟県では、県社協・市村社協、県、および県域ネットワークメンバーを中心とした会議が定期的に開催されており、その中でニーズとして上がっていた、飲料水などについての手配を、JVOADでは企業と連携しながら調整を進めています。

【全国域の動きとJVOADの今後の活動】
8月10日(水)に、内閣府、全国社会福祉協議会、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、JVOADによる、第二回全国情報共有会議コア会議が開催され、行政、災害ボランティアセンター、民間の支援団体等の動きについて、それぞれの情報を共有しました。

JVOADは、瓦礫や流木の撤去などを含めた家屋保全を行っている支援団体の活動が、ある程度落ち着くころまで、災害NGO結と連携しながら現場での調整を行う予定です。今後、仮設住宅が出来る可能性もあり、また在宅避難をされている方の生活支援も必要となることも考えられます。
JVOADとしては、現在の重機や被災家屋への技術的な支援に加えて、今後の生活支援への移行を見据えながら、支援団体の動きを確認し、現地のサポートを継続してまいります。

13日には、東海地方から関東にかけて、台風の影響も予測されております。
皆様、週末ももしものための備えを進め、安全にお過ごしください。

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