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災害対応

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2026年9月16日

【災害対応】(第9報)「令和8年熊本地震」の対応について

令和8年熊本地震の発生からおよそ1か月半が経過しました。
被災地では、避難所の集約・拠点化が進み、一部の自治体では応急仮設住宅への入居が開始されました。熊本県の災害対策本部は8月末で終了され、令和8年熊本地震復旧・復興本部の設置及び同会議が開始されました。今回の熊本地震の支援の特徴として、行政・民間ともスピードが速く、避難所等の避難者およびホテルの避難者を合わせて2000人はいるとされる一方で、仮設住宅の入居が始まりコミュニティ形成や見守りなどの対応を行う復興フェーズが並行して始まっています。
現在、在宅避難者や車中泊・軒先避難者の実態把握・支援、被災家屋の公費解体に伴う残置物や貴重品の取り出し、技術系ボランティアニーズの対応、外国人住民への情報の伝達など、NPOや支援団体が取り組むべき課題はより多様化しています。
JVOADは、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)と連携しながら、熊本県、国、社会福祉協議会、NPO等との情報共有・調整を続けています。また、八代市、宇城市、氷川町では地域において行政、社協を含め民間団体を中心とした情報共有会議が開かれ、それぞれの地域で支援や調整が図られる体制が進み始めています。

◆ 熊本県 令和8年熊本地震復旧・復興本部公表の情報
令和8年熊本地震復旧・復興本部 – 熊本県ホームページ
・被害状況
○人的被害:407人(うち死亡38名)
○住家被害:68,851棟
全壊2,285棟/大規模半壊841 棟/半壊5,234 棟/一部破損40,714棟/未確定19,777棟
・避難状況
○避難所開設数:37か所(11市町)
○避難者数:1,771人
・県在住外国人関係の支援(第3回令和8年熊本地震復旧・復興本部会議資料より)
熊本県外国人サポートセンターHPにおいて、災害のときにとる行動、相談先等の情報を発信されています。

○熊本県とNPO、専門家等の団体により、外国人を対象とした出張相談会が開催されました。
【第1回】8/30(日)氷川町【第2回】9/6 (日)宇城市
 https://www.kuma-koku.jp/support-center/page382.html
【外国人のための相談会@氷川町 実施結果】(上記ウェブサイトより)
●相談対応
〇運営体制 39名
主催:熊本県国際協会、熊本県
スタッフ:福岡出入国在留管理局、外国人技能実習機構、熊本県行政書士会、熊本市居住支援協議会、(一財)熊本市国際交流振興事業団、佐賀県国際協会、外国人支援団体※1、外国人コミュニティ等、民間企業等※2
※1 (一社)GOJOplus,NPO法人 CWS japan, NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)
※2 株式会社GTN、うきにほんごカフェ
〇対応言語
ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、ミャンマー語、英語
●主な相談内容
(1)生活・経済面、(2)物資支援へのアクセス困難、(3)情報・相談手段、(4)住居・勤務先の被災、(5)災害への不安
●相談者からの声
〇り災証明を知らなかったが、専門家から丁寧に説明してもらえて心強かった。
〇相談をすることで少し不安が解消された。
〇日本人に話すのは恥ずかしいと感じるため、同じ国籍の人には本音で話しやすい

◆ 災害ボランティアセンター
熊本県社会福祉協議会 https://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kvc/ 
熊本県内の9市町で災害ボランティアセンターが活動中です。
活動中:熊本市、八代市、宇土市、宇城市、美里町、御船町、益城町、甲佐町、氷川町
最新の情報は熊本県社会福祉協議会や各市町社会福祉協議会ウェブサイトでご確認ください。
八代市、宇城市、氷川町ではニーズが多いためボランティアが不足しており、熊本県は災害ボランティアバスを運行しています。特に平日はバスの空席が多く、まだボランティアを必要とする状況が続いています。企業との連携によりボランティアを送る動きも進んでいます。(イオングループ、ドコモ、損保ジャパン等)
事前に各市町の災害ボランティアセンターへの申込み等が必要な日程と、事前に各市町の災害ボランティアセンターへの申込み等が無くとも申込が可能な日程があります。

第3回令和8年熊本地震復旧・復興本部会議資料より

運行日程、利用条件、申込方法の詳細は、九州産交ツーリズム株式会社ホームページや熊本県ホームページをご覧ください。
  ●申込先(九州産交ツーリズム株式会社HP)
  【八代市】https://www.kyusanko.co.jp/tourism/tour/kt1a-000384/
  【宇城市】https://www.kyusanko.co.jp/tourism/tour/kt1a-000385/
  【氷川町】https://www.kyusanko.co.jp/tourism/tour/kt1a-000386/

◆ 被災県内の情報共有・支援調整
くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)では、現地で活動する団体を中心とした情報共有会議(火の国会議)が毎日開催されています。議事録はウェブサイトで公開されており、どなたでも見ることができます。
日々の情報の共有や支援の調整が行われていますので、熊本地震の支援に関わられている団体・企業などの方はぜひご参加ください。
現在、 毎週火・金の 18 時から開催されています。
場所:熊本県総合福祉センター内 KVOAD事務所またはオンライン(Zoom)
https://us06web.zoom.us/j/87439782144?pwd=K0xjZ09tT1lxVS81Y0w4eWtuczE5UT09
参加対象:支援関係者ならどなたでも歓迎
内容:支援団体の活動報告・活動予定、情報共有、Q&Aなど
●火の国会議議事録はこちらから

◆ 令和8年熊本地震において被災したこどもの居場所づくりに対する支援について
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/35/278862.html
令和8年熊本地震において被災したこどもの居場所づくりに対する支援を実施します。
地震により被災したこどもの心の負担軽減や回復等を目的として、遊び場や学習のためのスペースを含め、居場所の設置や運営に取り組む民間団体等や、こうした取組みをサポートする中間支援団体等の取組みを支援する事業が実施されます。
補助対象期間:2026年7月29日から2027年3月31日まで
申請書類提出期限:(第二次)2026年10月13日
申請事業は熊本県との連携が前提となります。本事業の活用をご検討いただいている方は、熊本県のホームページの情報をご覧の上、県の担当課にご連絡をお願いします。
【連絡先】熊本県庁健康福祉部子ども未来課子育て支援企画班
Tel:096-333-2225 Fax:096-383-1427 メールでのお問い合わせはこちら。

◆ 【スマートサプライ】「とどけよう熊本」開設
JVOADでは、一般社団法人Smart Supply Visionと災害時における支援活動の連携に関する協定を締結し、災害時に必要な支援を届けるための連携に取り組んでいます。
熊本で復旧・復興に取り組む人たちと、全国から寄せられる「何かしたい」「少しでも力になりたい」という思いをつなぐ、スマートサプライを活用したプラットフォーム「とどけよう熊本」が開設されています。
物資を必要とする団体と熊本を応援したいみなさまにぜひご活用いただければと思います。
https://smart-supply.org/projects/kumamoto

◇ JVOAD現地スタッフの報告より
•応急仮設住宅における家電支援:建設型仮設住宅への入居に合わせ、災害救助法の対象となっていない冷蔵庫・洗濯機について、複数の企業・団体からの寄付により、NPOが共同で支援を行います。今後、行政、地域支えあいセンターとの調整で進めていきます。
•公費解体における家財などの対応:公費解体において、作業前に貴重品・思い出の品などを取り出す時間を確保することについて住民の方が困らないように、熊本県から市町村に対し、取り出しの協力について周知する事務連絡が発出されています。
•地域支え合いセンターの開設:地域支えあいセンターが順次立ち上げに向けての準備が始まっています。
•外国人住民への支援:移動手段(自転車等)の限られる外国人技能実習生等に対し、物資配布や相談会の情報が届きにくい課題が浮き彫りになっており、出張相談会や多言語での情報発信、個別の生活支援が行われています。

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