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災害対応

災害対応
2021年7月19日

【状況報告】令和3年7月豪雨災害(静岡県)の状況について[7/19現在]

7月1日からの大雨による静岡県内の被害状況および支援について、7月18日現在の状況を報告します。

≪状況と今後≫
・熱海市
土石流による行方不明者の捜索が続いており、被災家屋への支援が始まるには、もう少し時間がかかると思われます。2つの避難所(ホテル)のうち1つの避難所に避難されていた方々は、被災前に生活していた福祉施設が使えるようになり、そちらに移動されました。また、もう1つの避難所は、一部の方はご自宅に帰宅され、その他の方々は、7月20日より、新たに2か所の避難所(ホテル)に分散し、移動されます。また今後、長期避難を余儀なくされる方がいることも想定され、次の住まいの確保やその住環境整備が課題となっております。

・富士市
被災家屋の片づけ・清掃などのニーズへの対応が進み、災害ボランティアセンターとしては7月21日には閉所の予定となっております。

・沼津市
7月13日に沼津市民へのボランティア募集が始まり、ボランティア活動が活発になってきています。残りのニーズも数件となり、今後、住民の方より、新たな困りごとが出てくる事も考えられますが、状況は少し落ち着いてきました。

・その他
在宅被災者の方への支援として、移送支援や、食事を届ける活動なども始まっています。

≪JVOADの主な活動と今後≫
・JVOADから県V本部への2名の常駐に加え、熱海市にコーディネーター(JVOAD避難生活改善専門委員としてピースボート災害支援センターより)2名を派遣し、避難所や避難所から次の住まいへの移行期における、行政の対応などの正確な情報の収集に努めています。
・移行期について、県V本部での役割を明確にするため、内部で話し合いを重ねています。今後、静岡県ボランティア協会とJVOADで協力し、状況把握と支援体制構築を進めていく予定です。

               県V本部での会議の様子(7/12)

◆JVOADは静岡県災害ボランティア本部・情報センター(県V本部)の要請により、7月6日よりスタッフ2名を現地へ派遣し、県V本部の運営サポートとして、県外支援関係者との調整等を行っております。

※静岡県災害ボランティア本部・情報センターとは
http://shizuoka-wel.jp/accident/about/
https://shizuokavc.jp/

災害対応
2021年7月12日

【状況報告】令和3年7月豪雨災害(静岡県)の状況について[7/12現在]

7月1日からの大雨は、日本各地で大きな被害をもたらしています。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

JVOADは静岡県災害ボランティア本部・情報センター(県V本部)の要請により、7月6日よりスタッフ2名を現地へ派遣し、被害の状況確認等に努め、県v本部の運営サポートとして、県外支援関係者との調整、オープンな場としての情報共有会議(ふじのくに災害支援者会議)の開催準備等を行ってまいりました。

※静岡県災害ボランティア本部・情報センターとは
http://shizuoka-wel.jp/accident/about/
https://shizuokavc.jp/

【被害状況と今後】
・熱海市
7月1日から降り続いた大雨により、3日に熱海市で大規模土石流が発生、現在も行方不明の方々の捜索活動が続けられています。土石流の場所は、危険度も高く、捜索も続いていることから支援の申出に対して、活動できることがあまりにも限定的となっています。
活動ができる状況となった際、県V本部と連携し、更なるサポート体制を作っていきたいと考えております。
また、現在2か所のホテルが避難所となっており、避難所がいつまで継続されるのか、仮住まいへの移行について、行政の支援の動向と、民間支援の可能性を探り、被災住民の方々が困らないよう、話し合える場づくりも検討していきたいと考えております。

・沼津市、富士市
床上・床下浸水等が数百件確認されておりますが、災害救助法の対象となっておりません。JVOADは、市ボランティア本部の支援体制の構築に際し、運営面等の様々な悩みを解消し、支援活動がスムーズに進むよう、調整に入りました。現在、支援活動が進んでおります。

今後も県V本部と連携しながら、被害にあわれた住民の方々が、一日も早く普段の生活に戻れるよう、支援を続けてまいります。

(写真左)県災害V本部で開催された情報共有会議。熱海市、富士市、沼津市とオンラインで結び実施された(7月7日)・(写真右)富士市ボランティア本部での打ち合わせの様子(7月10日)

その他、7月7日から8日にかけ、島根県、鳥取県、広島県において、また、7月10日には鹿児島県、宮崎県、熊本県において、「警戒レベル5」(緊急安全確保)が発令されました。各地で浸水や土砂崩れ等の発生が報告されており、現時点では甚大な被害は報告されておりません。今後も、連携する各地域のネットワーク団体と緊密に情報を交換し、被災地の状況について確認してまいります。

災害対応
2021年7月12日

島根県雲南市、飯南町で「警戒レベル5」(緊急安全確保)が発令[7/12 現在]

本日、7月12日午前10時35分、島根県雲南市に、また午後0時30分、島根県飯南町に、「警戒レベル5」(緊急安全確保)が出されました。
報道によると、雲南市、飯南町では冠水や土砂崩れの情報、同県の松江市内でも冠水情報が寄せられているとのことです。
JVOAD事務局では現在、詳細情報を収集中です。

全国的に大気の状態も不安定となっており、本日も、局地的な天候の急変が予想されております。
みなさま、お気をつけください。

災害対応
2021年7月10日

鹿児島県伊佐市と熊本県人吉市で「警戒レベル5」(緊急安全確保)が発令[7/10 現在]

10日午前6時過ぎ、鹿児島県伊佐市と熊本県人吉市に、新たに「警戒レベル5」(緊急安全確保)が出されました。

午前6時15分現在、大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出ているのは鹿児島県ではさつま町と伊佐市、熊本県で人吉市となっています。

JVOAD事務局では現在、詳細情報を収集中です。

災害対応
2021年7月7日

静岡県、関東南部を中心とした記録的な大雨について[7/7 現在]

7月1日より静岡県、関東南部を中心に大きな被害が出ております大雨被害につきまして、7月6日よりJVOADスタッフ2名が静岡県V本部に入り、詳細状況の把握に努めております。昨日、7月6日時点での状況について共有します。

【熱海市】
●一般ボランティの受入れについて
ボランティア登録を開始して、既に1300名近くが登録されていますが、現場の状況は未だ大きな危険があるため、作業開始の目途はたっていません。
●避難者への支援について
市内2か所にある宿泊施設の避難所は、1か所は施設のサービスが入っているとのことです。もう1か所については、現在ニーズを確認中です。
注意事項:
支援物資について、全国より多くの物資が届いており、現時点では充足しているとのことです。

【沼津市】
●被害状況
同市によると現時点では、床上浸水88件、床下浸水248件を確認しています。更に他にも床上浸水等の被害も報告されているとのことで、7日以降も、状況把握を継続するとのことです。
●一般ボランティアの受入れについて
災害VCの設置は、市の災対本部が設置しないため、現時点で開設されていません。今後については、7日に改めて会議を開催し、方針を検討するとのことです。

【富士市】
●被害状況
被害状況は床上・床下浸水が約50世帯とのこと。
●一般ボランティアの受入れについて
災害VCについては開設する方向で決定したとのこと。開設されましたら、こちらのウェブサイト等でまたお知らせします。

災害対応
2021年7月6日

静岡県、関東南部を中心とした記録的な大雨について[7/6 現在]

静岡県、関東南部を中心に大きな被害が出ております大雨被害につきまして、JVOADは、7月3日より情報収集を開始し、支援関係者と連携しながら今後の支援に向けた被害状況の確認等を行っております。また、現地では7月3日より、静岡県内の支援関係者を中心とした情報会議が継続的に開催されております。

【被害状況】
・沼津市、富士市・・・被害状況につきましては、昨日以降、新たな情報はありません。
・熱海市・・・大規模土石流が発生した熱海市においては、人命救助が継続して行われています。
一般車両の乗り入れについては未だ規制が敷かれている状況です。
また7月5日18時時点、市内の2つの宿泊施設に、住民の方々が避難されているとのことです。

【ボランティアなどの支援の受け入れ状況】
・沼津市、富士市・・・5日夕の時点で、災害VCの設置については未定です。
・熱海市・・・5日13:00に災害VCが設置されました。→ https://shizuokavc.jp/atami
現在は、自衛隊等による救命救急作業が続いており、関係者以外現場付近に近づくことはできないとのことです。
上記のURLより、ボランティアの事前登録のみ行われています。

【JVOADスタッフの動き】
・5日に静岡県災害ボランティア本部からの依頼を受けて、6日にスタッフが現地入りいたしました。
尚、現地に入るスタッフは、十分な感染症対策を行った上で、弊団体「災害対応ガイドライン」に則り、
活動する予定です。
現地では、すでに職員が派遣されています内閣府、静岡県ボランティア本部等とともに情報を収集し、
今後の支援活動の見立てを行っていく予定です。

一部、詳細を把握していない情報もございますため、皆さま限りでお願いいたします。

【ご支援のお願い】
・JVOADでは今回の大雨被害支援への活動に関して、皆さまからのご支援をお願いしたく、
「令和3年7月大雨被災者支援特定寄付(仮称)」の寄付口座を開設しました。
いただいたご寄付は、今般の静岡県および関東南部大雨被害に対するJVOADの支援活動に活用いたします。
皆様からの暖かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

「令和3年7月大雨被災者支援特定寄付(仮称)」 → http://jvoad.jp/support/

■ 銀行振込
銀行:三菱UFJ銀行
支店:新丸ノ内支店
口座番号:普通預金口座 4175755
口座名義:
トクヒ)ゼンコクサイガイボランティアシエンダンタイネットワーク
特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク

※お振り込み後、以下の内容をメールにて donation@jvoad.jp までお知らせください。
1.お振込み日
2.郵便番号
3.住所
4.お名前
5.ご所属(ある方のみ)
6.ご寄付された金額
7.電話番号
8.領収書の要・不要(要の場合は領収書の宛名)

■ 郵便振替
口座記号番号:00150-4-673593番
口座名:JVOAD
※通信欄へ「令和3年7月大雨」と明記ください。
※お近くの郵便局にて窓口に設置されている「振込取扱票・郵便振替払込請求書兼受領書」へ
必要事項をご記入の上、窓口にてお振込みください。

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