災害対応
2019年8月23日
〈報告〉「山形県沖地震支援活動報告会」に参加しました
8月21日（水）、新潟ユニゾンプラザにて、新潟県災害ボランティア調整会議・
新潟県社会福祉協議会主催の「山形県沖地震支援活動報告会」が開催され、
発災直後、先遣隊として新潟県・山形県に入ったJVODAスタッフも参加しました。
6月18日に発生した山形県沖地震で、震度6強を観測した新潟県村上市での
災害支援について村上市社会福祉協議会、村上市役所、にいがた災害
ボランティアネットワークの方から報告がありました。
新潟県では、これまでの災害の経験から、「新潟県災害ボランティア調整会議」を
設置し、各市町村での災害時の支援体制づくりを支えると共に、災害時に様々な
団体・個人が連携して支援に当たれるように地域や分野を超えたつながりづくりを
進めていました。
今回も調整会議のメンバーが現地に入り、災害支援体制の立ち上げ支援や
コーディネーター派遣、情報提供等を行い、被災者支援活動をサポートして
いました。
また、今回は災害ボランティアセンターを設置せず、相談窓口として
「ゆりはな相談所」を開設して対応していました。
もともと「自助・互助」が強い地域だったこともあり、ボランティアの要望
は多くはなかったようですが、災害ボランティアセンターではなく、
相談窓口対応でよかったのかどうか、もっと行政、社会福祉協議会、
関係団体との情報共有が初期から必要だったのではないか、との報告も
ありました。
県域ネットワークを進めているJVOADとしても、このような被災地での
経験を次に生かせるように努めていきたいと思います。
