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災害対応

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2020年7月6日

【状況報告】熊本県での大雨被害への対応について〔7/5 21:00現在〕

JVOADは本日、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)、および支援関係者との情報共有を行いました。
熊本県内の避難者数は変化しており、今後の雨の状況によって、避難者はさらに増える可能性があります。

KVOADは、八代市、芦北町、津奈木町および人吉市を回り、現地の被害状況、避難所の状況等を確認されました。
球磨村、八代市(旧坂本村)、芦北沿岸部など、通行止めの箇所も多く、全容はまだ見えておりません。
孤立している状況が続いており、自衛隊による物資、人の搬送が進められております。
人吉市はほぼ全域が浸水しており、まだ水が引いていない地域もあります。
また、人吉市、芦北地域においては、電波状況が悪く、携帯等がつながりにくい状況が続いております。

県社協、KVOADとの協議の中では、まずは緊急車両の通行や人命救助が優先であること、新型コロナウィルス感染への不安もあることから、県外からの支援は引き続き控えてもらうよう、要望がありました。
避難所運営においては、県職員を40名配置するなどの対策が取られているそうです。
また、家財出しや家屋の清掃など、地域の対応では難しい部分を、災害ボランティアセンターで県内ボランティアを募り、対応する方向で検討されております。

JVOADとしては、「避難生活お役立ちサポートブック」の活用や、県外支援組織からのリモートでの知見の共有等、遠隔での後方支援準備を進めています。
また、KVOADからの要請により、事業部リーダーを1名派遣し、本日よりKVOADのサポートとして活動を行います。

明日の状況を確認し、新しい情報が入り次第、報告いたします。

(7月5日21:00現在)

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