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災害対応

災害対応
2020年7月8日

【状況報告】熊本県での大雨被害への対応について〔7/7 21:00現在〕

熊本県での大雨被害について、前日に引き続き、KVOADおよび支援関係者とオンラインでつなぎ、情報共有を進めています。
本日、KVOADは、道路の寸断などにより昨日確認が取れなかった地域へも調査に入りました。

【各地の状況】
・雨も降り続いており、避難所の数も増えています。
・避難所運営については、地元と行政が連携してコロナ対策にあたっています。
・人吉市、芦北、水俣方面、また本日の雨により県北、天草市牛深にも被害が出ていることが確認されました。雨が降り続いていることから、被害の全容は未だ見えてきていません。
・人吉市等ではまだ携帯電話などの通信状況が悪い地域もあります。
・7/3.4では被害のなかった県北の地域でも、昨夜からの雨で被害がでております。
本日の先遣の様子については、KVOADのWebサイトやFacebook等で公開される予定です。
ご確認ください。https://www.kvoad.com/

[災害VCについて]
・昨日開設した芦北町は、支援のニーズ調査を進めています。ボランティアは県内のみの募集とし、事前登録が必要になるとのことです。
・他の地域でも災害VCの設置についての準備が進められています。
・ボランティア募集は基本的に熊本県内、もしくは町内限定など地域を限定して対応する予定とのことです。

[支援団体の動き]
・熊本県では、熊本地震以降、定例で行われている「火の国会議」の中で、県内団体の活動状況が共有されました。
・飲み物などの配布を始めている団体や、弁護士による電話相談などが開始されています。

【九州圏域の状況】
現在も断続的に雨が降り続いていることもあり、被害の確認など、各県域のネットワーク関係者と連絡を取り合いながら情報収集を行っております。
また、NPOやボランティアの支援やガイドラインについて、各県域ネットワークとの意見交換を行いました。

昨夜より長崎・佐賀・福岡において出された大雨特別警報は解除されました。
九州地方に限らず、西日本を中心に危険な状況が、まだ続いております。

引き続き情報収集につとめ、慎重に現地のサポートに取り組んでまります。
(7月7日21:00現在)

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