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お知らせ

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2023年11月13日

「廣井賞」受賞のお知らせ

この度、JVOADは、災害時には多様な支援主体が集まる「情報共有会議」を定着させ、平常時には地域連携体制の構築を図るとともに、現場活動を支援するためのガイドラインを作成するなど、災害情報の新しい領域の重要性を示した、社会への貢献が認められ、日本災害情報学会より「廣井賞(社会的功績分野)」を受賞しました。
 
2016年の熊本地震以降、「情報共有会議」はその後の災害でも定着しつつあり、令和元年の東日本台風では独居高齢者宅へのブルーシート展張や、長野県では東日本台風での災害廃棄物処理など、「情報共有会議」は喫緊の課題において大きな役割を果たしてきました。
この社会全体における大きな動きは、決してJVOAD単体では成し得ることはできず、都道府県域における災害中間支援組織の皆様、および多くの支援関係者の皆様の活動があっての受賞と考えております。
 
引き続き、災害時の支援に携わる皆様とともに、災害時においても誰ひとり取り残すことなく、必要な支援が必要な方に届けられるよう、尽力してまいります。

 

(ご参考)日本災害情報学会について

日本災害情報学会は、防災・減災に役立つ災害情報とその伝達・受容のあり方について調査・研究し、その成果を社会に提言することを目的として1999年4月に設立された(会員は現在約900人)。

 

(ご参考)「廣井賞」について

故・廣井脩氏(東京大学大学院教授/学会設立者・初代学会長)のご遺族からのご寄付に基づき、2007年より毎年、災害情報分野において幅広い分野で顕著な功績のあった個人または団体を表彰している(過去の社会的功績の受賞例(2008年):電気通信事業者協会「災害用伝言サービス」)。

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