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お知らせ
2023年8月14日

【ご案内】9/5 第4回 これからの災害支援を考える北海道フォーラム開催のご案内

北の国災害サポートチームと北海道災害復興支援基金が主催する、第4回 「これからの災害支援を考える北海道フォーラム」が開催されます。

北海道胆振東部地震から5年を迎える今年、同じく5年前に豪雨災害のあった岡山からゲストを迎え、それぞれの支援の経過をふりかえりながら、災害時の円滑な支援につながる体制とあり方について考えます。
JVOADも、本フォーラムに後援させていただき、午後のワークショップにおいては、コメンテーターを務めさせていただきます。

みなさま、ぜひご参加ください。


『第4回 これからの災害支援を考える北海道フォーラム
~災害から5年、あの時、今まで、そしてこれから~』

 

◇日 時:2023年9月5日(火)10:00~17:00
◇場 所:市民活動プラザ星園
     (札幌市中央区南8条西2丁目5-74)
     地下鉄東豊線「豊水すすきの」または地下鉄南北線「中島公園」から徒歩約5分
◇参加対象者:企業・企業組合、労働組合に所属する方
       NPO、協同組合、ボランティア団体に所属する方
       行政・社会福祉協議会職員
       災害時の支援活動に関心のある方
◇定 員:来場参加 100名
     オンライン参加 100名(午前のプログラム限定)
◇申 込:お申込みはこちらから。
      ※申込締切:8月31日(木)23:59
◇主 催:北の国災害サポートチーム / 北海道災害復興支援基金
◇後 援:北海道 / 社会福祉法人北海道社会福祉協議会
                  認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
                  協働組合ネット北海道

北の国災害サポートチームとは
広域な北海道のどこで災害が起きても対応できる体制を構築すべく、専門分野を持つ団体や各地を拠点とする団体を中心にネットワーク構築に取り組んでいます。

お知らせ
2023年8月8日

【ご案内】第7回 災害時の連携を考える全国フォーラム 開催決定!!

第7回目となる「災害時の連携を考える全国フォーラム」の日程ならびに開催方法が確定しました。
今年は4年ぶりの対面での開催となります。ぜひご予定の確保をお願いします。

 

第7回 災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」

  • 開催日時
    1日目 2023年12月12日(火)13:00~18:00(交流会 18:30~20:00)
    2日目 2023年12月13日(水)10:30~16:30

    • 場所:KFC Hall (東京都墨田区横網 1 6 1 国際ファッションセンタービル)
      • アクセス:
        • 都営地下鉄大江戸線 両国駅(A1出口)徒歩0分
        • JR総武線 両国駅(東口・西口)徒歩約 7分
  • 定 員:300名
  • 対 象
    • 災害時、被災者支援に関係する団体・機関
    • 行政機関及び公的機関、企業 業界団体、市民団体( NPO・NGO )、災害中間支援組織、
      社会福祉協議会、労働組合・協同組合、青年会議所、大学・研究 機関、日本赤十字社、
      共同募金会、助成団体、職能団体、医療・福祉・法律関連等、国際機関、自助グループ・当事者団体、
      自主防災組織・自治会・町内会など
  • 参加費:12,000円 / (交流会費:別途かかります)
    ※終了後、参加者限定で約1カ月のアーカイブ配信を予定しています

 

専用サイト開設予定のお知らせ

第7回災害時の連携を考える全国フォーラムでは、専用のウェブサイトを開設します!参加に関する詳細情報や分科会のスケジュールなど、より便利にフォーラムに参加いただける情報が掲載される予定です。

ウェブサイト開設の準備を進めており、9月後半には公式ウェブサイトでリンクをご紹介する予定です。お見逃しなく!

また、9月後半より各セッションのご案内、10月より申込開始を予定しています。
全国の皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

研修・訓練
2023年7月31日

【報告】JVOADが各地の研修会等に登壇・参加しました_7月

◆7月3日に、被災者支援コーディネーター育成研修を開催しました。
JVOAD主催「被災者支援コーディネーター育成研修」を会員組織・災害中間支援組織を中心に実施されました。
これは、昨年度までの2年間にWAM助成事業の中で作った研修プログラムのお披露目とよりよいものにするための意見交換を目的とし、日本赤十字社の会議室をお借りして開催しました。

コーディネーションを担う人以外にも、様々な立場の方が30名ほど参加され、活発な意見交換が行われました。
参加者のアンケート結果によると、各講義や演習について「よく理解できた」「おおむね理解できた」と答えた参加者が9割を超えました。また、初めて聞く内容でも全体像がつかみやすかったという感想も多く、そのため、当該研修のリピート開催を望む声も寄せられました。

JVOADでは現在、被災者支援コーディネーション育成研修のより良い実施に向けた改善を進めています。
今後も地域の特性やニーズに合わせて柔軟に対応しながら、より有意義な支援の実現に努めてまいります。


千葉県

◆7月9日災害支援ネットワークちば(CVOAD)「災害支援リーダー育成研修(全6回)」第1回目が開催されました
災害支援ネットワークちば(CVOAD)主催の、災害支援リーダーの育成とネットワークづくりを目的とした「取り残さない支援」プログラムの研修が行われました。
21名の災害支援の経験者からまちづくり、社会福祉法人の方まで、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加されました。

研修では、JVOAD事務局長の明城氏が講師として登壇し、被災地でのボランティア活動やNPOの変遷を踏まえ、被災地の課題と各分野で必要な対策を説明しました。また、課題解決に向けた三者連携・支援調整の重要性を示しました。CVOAD代表の加納基成氏は、令和元年の台風15号と19号の被災地支援の経験から、情報発信の必要性を強調され、被災者に寄り添うことの重要性を訴える中で、仮設住宅に住む616世帯にほとんど支援が届いていなかったという課題を挙げました。

研修では、質疑応答や意見交換も行われ、参加者は情報交換を行いました。

今回の研修は、災害支援リーダーの育成とネットワークづくりのための貴重な学びの場となりました。研修を通じて、今後もより効果的な支援につながるよう、JVOADもCVOADの幹事組織として関わってまいります。

災害対応
2023年7月27日

令和5年7月7日からの大雨による災害対応の状況について(第四報)

発災から20日が経過し、被災地の状況が徐々に明らかになってきました。
JVOADは、7月11日(火)より福岡県の「災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)」にスタッフ1名を派遣し、Fネットのサポートを行っています。また、7月21日(金)から秋田県にもスタッフを1名派遣し、被害状況や支援団体の活動状況を把握するとともに、情報共有の場を設けるための調整を行っています。

 
【現地の状況】
■福岡県
被災地では床上・床下浸水や土砂被害が広範囲に及んでおり、久留米市を中心に多くの支援団体が活動しています。重機や床下の乾燥・消毒技術の指導、在宅避難者対応や農地の支援などが求められています。また、久留米市や朝倉市ではボランティアが不足しており、専門知識を持ったボランティアも必要とされています。

Fネットでは、被災地での情報共有会議を通じて状況の把握と課題解決に努めており、次回は7月27日(木)に開催が予定されています。被災地での支援を希望する団体は、Fネットのフォームから登録をお願いします。なお、高速道路無料化措置の適用範囲は行先によって異なるため、詳細はNEXCO西日本のホームページをご確認ください。
 
 
■佐賀県
佐賀市と唐津市では、SPFの支援団体が災害ボランティアセンターや行政と連携して支援活動を行っています。SPF主催の「情報共有葉隠会議」では、被災地の状況や行政主導の農地災害ボランティア活動、被災家屋の応急修理制度やみなし仮設住宅などの情報提供が行われています。
佐賀県全体でも浸水被害と土砂災害の両方が発生しているため、重機のニーズがあります。

SPFでは、県外から支援に入る場合、フォームから登録するよう呼びかけています。また、佐賀県では災害ボランティア活動に参加する車両に対し、高速道路の無料措置が適用されています(詳細はこちら)。
 
 
■秋田県
秋田市や五城目町では、行政が公表している家屋の被害数以上に多くの被害件数があり、個人ボランティアの方や支援団体が住民の方々と共に災害ごみの搬出作業を行っています。
また、五城目町では断水が続いており(7月25日(火)現在、断水は解消されたが飲料は不可)、暑さによる熱中症が心配されています。

秋田市と五城目町では、県内外から災害ボランティアを募集しており、25日現在、秋田市で1,191人、五城目町で747人が活動しています。しかし、地域によっては、イベントや浸水被害の影響で宿泊施設の不足が問題になっています。


 
【全国域の動きとJVOADの今後の活動】
全国域では、7月25日(火)に内閣府(防災担当)・中央共募・支援P・JVOADのメンバーで第4回全国情報共有会議を開催し、被害状況の共有と今後の課題について意見交換を行いました。
全国各地で被害が発生し、各都道府県で支援団体が活動していることから、福岡県における高速道路無料措置の状況や、旅行業法の緩和通知について共有されました。

また、助成金ボラサポもスタートしました。短期支援の50万円プランに加え、長期支援の100万円プランも導入され、2段階に分けて募集されます。
 


 

今後も被災件数の増加が予想されるため、JVOADは引き続き九州・秋田にスタッフを派遣し、継続的な支援を行っていきます。全国各地で被害が発生しているため、全体を俯瞰し、被害状況やNPOの活動状況を把握することが重要です。現地の災害中間支援組織と連絡を取り合い、全体的な状況を把握し、支援の調整に努めます。
引き続きご支援をお願いいたします。

災害対応
2023年7月20日

令和5年7月7日からの大雨による災害対応の状況について(第三報)

7月7日(金)からの大雨による災害から2週間が経過し、被災地では、支援活動が本格化しています。
JVOADは、福岡県の「災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)」にスタッフを1名派遣し、佐賀県の「佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)」へも訪問して支援状況を確認しました。
現地の状況を踏まえ、過去の対応事例や制度に関する情報提供、支援団体へのサポートを行っています。


 

【現地の状況】
■福岡県
広域的な大雨による浸水被害や土砂流入が発生しています。県内外の多くの団体が、被災家屋への技術的支援、炊き出し、ペット支援、カーシェアを活用した移動支援、農地支援などを行っています。Fネットでは、情報共有会議を開催し、被災地の状況を把握し、被災された方々のニーズ把握に努めています。
Fネットでは、支援状況を把握するため、こちらのフォームより団体登録をお願いしております。また、高速道路の無料措置については、行先によって適用範囲が異なるため、NEXCO西日本のホームページをご確認ください。

■佐賀県
SPFの賛同団体を中心に、被害の大きい佐賀市や唐津市において、災害ボランティアセンター(災害VC)や行政とも連携しながら支援活動が展開されています。
SPF主催の「情報共有葉隠会議」では、土砂流入した家屋への支援、ペット支援の団体活動、物資支援の情報提供などが話し合われ、今後の支援課題として重機の必要性が挙げられました。被災者の心のサポートも必要とされています。
県外からの支援はSPFへの登録が必要(フォームはこちら)であり、佐賀県では県外からの団体に対し、災害ボランティア活動のための高速道路無料措置が適用されています。

■富山県
7月12日(水)から13日(木)にかけての大雨により、高岡市を中心に多くの被害が発生しました。複数のNPOが床下対応に必要な資機材の提供や技術指導を行っています。

■秋田県
秋田市、能代市、男鹿市、五城目町で災害VCが開設され、被災家屋の技術支援など、今後NPOなどとの連携が図られる予定です。
現地では東北のNPOが被災地の状況を把握するための調査を行っています。避難所は41カ所、避難者は約140人で、4市町で約8,500世帯が断水しており、在宅避難者への支援も必要です。

 

■その他の被災地の概況

 


【全国域の動きとJVOADの今後の活動】
7月19日(水)、内閣府、全国社会福祉協議会、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、JVOADによる「第3回全国情報共有コア会議」が開催され、全国の被害状況の共有と今後の課題について意見交換を行いました。また、高速道路無料化措置の対象範囲や旅行業法の緩和通達についても協議が行われました。

JVOADでは、7月末頃まで九州での常駐支援を予定しています。また、各地で被害が発生しているため、全国を俯瞰して被害状況やNPO等の活動状況を把握する必要があります。
新たな災害に対しても、必要に応じて、支援を行っていきます。

 


本日20日(木)、中国・近畿・東海地方が一斉に梅雨明けしました。
梅雨明け直後は厳しい暑さが続きますので、大雨だけでなく熱中症にもご注意ください。
皆様、週末も引き続き備えと安全第一でお過ごしください。

災害対応
2023年7月16日

秋田県における大雨について(7月16日14:00現在)

7月15日より、秋田県を中心に東北地方において大雨が続いており、各地の河川が氾濫し、住居の浸水や道路の冠水が発生しています。雨は、今後も東北を中心に降りつづく見込みで、ダムの放流により今後も河川の水位が上昇し氾濫の危険性があります。
JVOAD は、各支援関係者と連携し、現地の情報把握に努めています。

被害の出ております地域やその近隣にお住まいの方は、最新の情報を確認し、どうか安全にお過ごしください。

災害対応
2023年7月13日

令和5年7月7日からの大雨による災害対応の状況について(第二報)

令和5年7月7日からの大雨により被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

【概況】
JVOADは7月11日(火)、現地の状況をより具体的に把握し、被災者支援のコーディネーションを担う災害中間支援組織をサポートするため、スタッフ1名を福岡県などに派遣しました。また同日、内閣府、全社協、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議/中央共同募金会とともに、被害の大きさを鑑み、「全国情報共有会議」を開催し、全体の被害状況や災害ボランティアセンターの開設についての見込みなどが共有されました。JVOADからは、NPO等の動きについて共有し、調査に入っている支援団体から頂いた現地の状況を報告しました。

*被害状況・・・総務省消防庁の最新の情報はこちら
*ボランティアセンターの開設状況・・・全国社会福祉協議会による最新情報はこちら

【支援団体の活動とコーディネーション】
JVOADは、支援組織や地元団体と連携し、被災地の状況確認や調整を行っています。
7月12日に、佐賀県では佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が、福岡県では災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)が中心となり、情報共有会議が開催されました。
 


葉隠会議 (佐賀災害支援プラットフォーム (SPF))
佐賀市、神埼市、唐津市の被害状況について、行政やNPOなどから共有されました。被災地では、土砂の撤去、被災家屋への技術的な支援、農地支援などのニーズも情報共有されました。唐津市では、立ち入りが制限されている地域もあり、土砂による家屋被害の状況も共有されました。また、県社協と市社協から災害VC(ボランティアセンター)の設置状況について情報が共有されました。


情報共有会議 (災害支援ふくおか広域ネットワーク (Fネット))
県や県社協、被害の大きかった市町村行政や社協、そしてNPOなどが参加しました。行政からは各地域の被害状況、社協からは災害VCの設置状況、NPOからは被災家屋への支援、炊き出し、カーシェアリングなど情報、支援団体が孤立地域に物資を届けているなどの情報が共有されました。また、被害が広範囲に分散しているため、被害の詳細を把握するには時間がかかり、長期的な支援が必要との意見もありました。


 
被災者の避難生活や、復旧過程において、どの程度の技術的な支援や外部からの支援が必要なのか、慎重に見極める必要があります。
JVOADは、県域の災害中間支援組織へのサポートを通じて、必要な支援が確実に届くよう、現地へのスタッフ派遣や現地NPO・支援関係者との調整を継続していきます。

災害対応
2023年7月10日

令和5年7月7日からの大雨による災害対応の状況について(第一報)

令和5年7月7日(金)から続く大雨により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


【概況】
2023年7月7日(金)から降り続いている大雨により、島根県1市、佐賀県3市、大分県2市、福岡県10市町村で災害救助法が適用され、大きな被害が発生しています。
今後も雨が続くことが予想されるため、引き続き警戒が必要です。

*災害救助法の適用についてはこちら・・・内閣府
*福岡県の避難状況はこちら・・・福岡県
*警報情報はこちら・・・Yahoo!天気・災害


【河川の状況】
報道によると、大分県を流れる「山国川上流」と佐賀県を流れる「徳須恵川」の河川氾濫発生情報が発表されました。山国川上流では大分県中津市で、徳須恵川では佐賀県伊万里市南波多町水留で、それぞれ氾濫が発生しています。

7月10日16時頃の国土交通省などの情報によると、大分県日田市の花月川、福岡県久留米市の巨瀬川、佐賀県佐賀市と福岡県大川市の城原川と佐賀江川に氾濫発生情報が発令されています。


【JVOADの活動】
現在、都道府県域の災害中間支援組織や連携している災害支援のNPO・全国組織・内閣府(防災担当)などと情報収集に努めています。
今後現地の災害中間支援組織と協議し、必要に応じて職員派遣なども検討していきます。

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