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研修・訓練

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2023年7月31日

【報告】JVOADが各地の研修会等に登壇・参加しました_7月

◆7月3日に、被災者支援コーディネーター育成研修を開催しました。
JVOAD主催「被災者支援コーディネーター育成研修」を会員組織・災害中間支援組織を中心に実施されました。
これは、昨年度までの2年間にWAM助成事業の中で作った研修プログラムのお披露目とよりよいものにするための意見交換を目的とし、日本赤十字社の会議室をお借りして開催しました。

コーディネーションを担う人以外にも、様々な立場の方が30名ほど参加され、活発な意見交換が行われました。
参加者のアンケート結果によると、各講義や演習について「よく理解できた」「おおむね理解できた」と答えた参加者が9割を超えました。また、初めて聞く内容でも全体像がつかみやすかったという感想も多く、そのため、当該研修のリピート開催を望む声も寄せられました。

JVOADでは現在、被災者支援コーディネーション育成研修のより良い実施に向けた改善を進めています。
今後も地域の特性やニーズに合わせて柔軟に対応しながら、より有意義な支援の実現に努めてまいります。


千葉県

◆7月9日災害支援ネットワークちば(CVOAD)「災害支援リーダー育成研修(全6回)」第1回目が開催されました
災害支援ネットワークちば(CVOAD)主催の、災害支援リーダーの育成とネットワークづくりを目的とした「取り残さない支援」プログラムの研修が行われました。
21名の災害支援の経験者からまちづくり、社会福祉法人の方まで、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加されました。

研修では、JVOAD事務局長の明城氏が講師として登壇し、被災地でのボランティア活動やNPOの変遷を踏まえ、被災地の課題と各分野で必要な対策を説明しました。また、課題解決に向けた三者連携・支援調整の重要性を示しました。CVOAD代表の加納基成氏は、令和元年の台風15号と19号の被災地支援の経験から、情報発信の必要性を強調され、被災者に寄り添うことの重要性を訴える中で、仮設住宅に住む616世帯にほとんど支援が届いていなかったという課題を挙げました。

研修では、質疑応答や意見交換も行われ、参加者は情報交換を行いました。

今回の研修は、災害支援リーダーの育成とネットワークづくりのための貴重な学びの場となりました。研修を通じて、今後もより効果的な支援につながるよう、JVOADもCVOADの幹事組織として関わってまいります。

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