令和7年8月大雨支援

お知らせ

災害対応
2025年9月16日

【ボラサポ・令和7年8月大雨】募集期間が9月26日(金)に延長されました!

CATEGORY:

「ボラサポ・令和7年8月大雨災害」助成の応募締切についてお知らせです。
当初は9月16日(火)としておりましたが、9月に入ってからも大雨や台風による被害が続き、さらに9月6日には静岡県で大規模な竜巻被害が発生したことから、これらも対象に含める形で締切が延長されました。

新しい締切は、9月26日(金)23時59分です。
詳細は中央共同募金会ホームページをご覧ください。

ぜひ周囲の団体にもお声掛けいただき、多くの皆さまにご活用いただければ幸いです。

災害対応
2025年9月3日

「ボラサポ・令和7年8月大雨災害」助成応募の開始

CATEGORY:

中央共同募金会より、令和7年8月大雨災害に関する助成応募について案内がありましたので、以下のとおり共有いたします。

詳細は以下のリンクよりご確認ください。
https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/42035/

なお、今回の助成募集にあたり、中央共同募金会から以下の呼びかけがございます。
「各災害ボランティアセンター等におけるボランティア募集の有無や募集対象地域が異なります。活動する際は、現地への問い合わせは控え、ホームページやSNSなどで情報収集のうえ、被災地域の状況や行政・関連機関等が公表するボランティア活動に対する注意喚起、意向を踏まえていただくようお願いします。」

関係する団体等への周知にご協力いただければ幸いです。

災害対応
2025年8月20日

【令和7年8月大雨】発災から2週間:災害対応状況について

CATEGORY:

8月6日からの大雨による災害から2週間が経過しました。熊本県を中心に甚大な被害が確認されています。
JVOADは、現地の状況把握や関係機関との連携、支援団体の活動調整を進めています。被害の状況とあわせ、JVOADの対応状況についてご報告します。


【JVOADの対応】
JVOADは、8月13日から現地調査や関係団体との打合せを実施し、被災状況や災害ボランティアセンター(VC)の立ち上げに関する確認を行ってきました。熊本県の災害中間支援組織であるKVOADと連携し、在宅避難者への支援や、暑熱対策としてエアコン支援を検討するなど、生活支援の面でも各団体と情報共有・調整を進めています。


【被害の状況】
熊本県では、8月18日15時時点で床上・床下を合わせて約5,000棟の住宅被害が報告されています。
JVOADが14日に実施した聞き取り調査では八代市で約700棟、氷川町で約200棟の被災が確認され、その後調査の進展により被害件数は大幅に増加しました。
詳しい被害状況は熊本県の発表をご参照ください。
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/4/243508.html


【支援団体の活動とコーディネーション】
JVOADはKVOADと連携し、どの地域でどの団体が活動しているかを整理する一覧を作成中です。これは今後の支援調整の基礎情報となります。
会員団体の主な活動は以下のとおりです。

  • SeRV:熊本市で災害VC運営支援
  • カーシェアリング協会:熊本市を拠点に車の貸出を予定
  • PBV:鹿児島県で水支援や家屋保全を予定

【他県/全国域の動き】
福岡県・大分県では8月13日に情報共有会議が開催され、地域内での対応方針が確認されました。
次回の福岡県情報共有会議は以下のとおりです。

日時: 8/19(火)17:30~
URL:https://us06web.zoom.us/j/82809330163?pwd=TsE8ckPVCiCGophBeeTT5f0BhYXFaS.1
ID:828 0933 0163
パスワード:629787
内容:
17:30~ 第一部 情報共有(福岡県、福岡県社協、Fネット)
18:00~ 第二部 被災者支援制度について(松尾弁護士)

また、石川県域ではコア会議を通じて被災状況の共有を継続しています。
JVOADは内閣府、全社協、中央共同募金会等と適宜連携し、広域的な情報共有を進めています。


【今後の方針】
JVOADは、現地の災害中間支援組織の活動を後押ししつつ、以下の分野を重点的にサポートしていきます。

  • 調整強化:社協・VC・KVOAD・各団体と連携し、支援の最適化を図る
  • 暑熱・在宅支援:エアコン等の暑熱対策を優先課題として推進
  • 在宅避難者の状況把握:熊本県・熊本市への制度活用の働きかけ、実施体制整備をサポート
  • VC運営支援:ボランティア参加促進と、高速道路無料化の現場運用を支援
  • 会議体参加:KVOAD主催の火の国会議に参加し、最新状況や課題を共有

JVOADは、被災者の生活再建を見据え、引き続き現地での活動をフォローしてまいります。

災害対応
2025年8月15日

令和7年8月6日からの大雨による災害対応状況について

CATEGORY:

このたびの令和7年8月6日からの大雨により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。


【概況】
■被害状況
安否不明者5名、重軽傷者が8名報告されています。
また、家屋被害は現在、石川県(310棟)、福岡県(158棟)、熊本県(1,203棟)、鹿児島県(396棟)となっています。
さらに、秋田県と大分県においても、それぞれ2桁棟を超える被害が確認されています。
※消防庁および各自治体による8月14日15時時点の発表による

■ボランティアセンター(VC)の状況
発災後、各市町の災害VCが立ち上がり、事前登録制や地域を限定した形でボランティア募集を行っています。
災害VCの設置状況はこちらをご覧ください。


【支援団体の活動とコーディネーション】
鹿児島県霧島市・姶良市の災害VCでは、今後、技術的なアドバイスを求める声が上がることが想定されます。
鹿児島県では災害VCを中心とした支援が行われているため、JVOADは社会福祉協議会(社協)と連携し、NPO等による支援をつなぐ調整を進めています。

また、熊本県では技術系団体による支援やペット支援団体の活動が始まっています。
KVOADが主催する情報共有会議は、今週は毎日開催されており、県社協、行政、支援団体が参加して課題を共有しています。
会議では、浸水によりエアコンが使用できなくなった世帯への暑さ対策といった課題も明らかになっています。


【全国域の動きとJOADの今後の活動】
内閣府とは適宜情報共有を行っており、全社協・中央共募とは協力して被災地を回り、現地確認を行っています。

JVOADは、KVOADと連携しながら以下の調整を進めていく予定です。

  • 避難所への支援は現時点ではありませんが、在宅避難者や被災家屋への技術的支援など、現地の状況に応じたサポートを行います。
  • 熊本県ではみなし仮設の設置が検討されているため、仮設住宅での生活を見据えた支援調整を進めます。
  • 調整業務における応援体制について、KVOADと協議します。