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災害対応

災害対応
2021年8月18日

【状況報告】8月11日からの大雨の状況について[8/18 12:00現在]

8月18日(水)午後0時点での、大雨に関する状況について報告いたします。

●人的、住家被害
17日より、停滞する前線の南側にあたる九州、中国、四国、近畿、東海、東北地方の太平洋側で、大雨が続いています。今週末にかけ、被害の拡大が心配されます。
最新の被害状況は、総務省消防庁ウェブサイト( https://www.fdma.go.jp/disaster/#anchor–01 )をご参照ください。

●河川の氾濫および土砂災害
これまでに降った記録的な大雨により、多くの地域で地盤が弱くなっており、今後、少しの雨でも土砂災害が起きる可能性が指摘されています。
最新の被害状況は、国土交通省ウェブサイト( https://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_210813.html )をご参照ください。

●JVOADの対応
第1回全国情報共有会議(8月17日)が開催され、全国的な被害状況の共有や、今後起きる可能性のある課題について意見交換を行いました。
(参加機関:内閣府(防災担当)、厚生労働省、環境省、全国社会福祉協議会、中央共同募金会 / 支援P、JVOAD)

JVOADは継続的に、都道府県域の災害支援ネットワークなどの連携する団体との連絡を取りながら、全体の状況把握に努めております。九州地方について、17日夕に、佐賀県、福岡県において、情報共有会議が開催され、JVOADも参加いたしました。

〇佐賀県(ネットワーク団体: 佐賀災害支援プラットフォーム(SPF))
・武雄市、大町町で、災害ボランティアセンターの立ち上げを準備中。またニーズ調査も開始している。
・鳥栖市で被害が確認されている。現在、詳細を確認中。
・県内外の支援団体において、被害状況の確認などが行われている。
・武雄市では、車をなくされた被災者の方やボランティア団体のために、支援団体による、車両の貸し出しが開始された。

※佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)では、県外支援団体の受付をウェブサイト上で開始しています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/
上記URL「支援申込フォーム」よりお申込みください。尚、お申込みの際、必ず、「支援要請等のガイドライン」をご一読ください。

〇福岡県(ネットワーク団体: 災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット))
・久留米市で、17日に災害ボランティアセンターが開設。
すでに個人89名、6団体が登録され、室内清掃、ゴミの搬出などのニーズに対し、
18日にも作業を開始する予定。
・コロナ対策としては、JVOADが発行しているガイドラインを元に実施。
・久留米市で、災害廃棄物の仮置き場設置を調整中。
・専門的な浸水した床下の水抜き作業等については、支援団体に依頼している。

※次回、第3回情報共有会議は8月19日、午後6時からを予定しています。
詳細は、下記のURLよりご確認ください。
https://saigaishienfnet.wordpress.com/2021/08/17/joho21-3/

JVOAD事務局では、全国情報共有会議および県域ネットワークからの情報に加え、今後の被害の状況に注視していくとともに、情報を精査し、今後の支援活動の準備を進めております。

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