(第一報)令和6年能登半島地震に関する状況について
この度の地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
JVOADはより具体的な現地状況の把握のため、先遣スタッフ2名を石川県に派遣し、昨日(1月2日)午後、無事到着しました。
昨日は、第4回災害対策本部に参加し、その後、石川県との協議を進めています。また、支援関係者とオンラインでミーティングを行い、被害状況を確認しました。
【被害状況】
■石川県
1月2日15時30分の時点で、石川県内での死者は48人と確認されています。また、怪我をされた方も多数出ています。倒壊した家屋もあり、避難所や車中で過ごされる方も多くいらっしゃるようです。
被害の全容はまだ見えませんが、珠洲市は大きな被害を受けており、穴水町、能登町、志賀町、七尾市などでも被害が確認されています。現場では、人命救助とライフラインの確保を優先的に行っているところです。
■新潟県
新潟市、長岡市、妙高市など、一部で断水や停電が続いています。
■富山県
1月2日の時点では、120箇所以上で避難所が開設され、多くの方が避難しているようです。氷見市、小矢部市、射水市などでは断水も確認されています。
【支援の状況】
石川県には、全国から29ほどの支援団体(※1月2日時点、JVOAD調べ)が救援物資の配布や被害状況の調査のために到着、もしくは到着する予定です。
【JVOADの今後の動き】
JVOADは、現地の被害状況を把握し、県内での支援体制の整備に協力できればと考えております。
その上で、支援ニーズの洗い出しを進め、外部の支援組織の力も借りながら連携できる体制を整えてまいります。
引き続き、行政や地元の支援者、そして支援を始めている支援組織と協議を進めていきます。
現地では、まだまだ余震が続いています。
JVOADは、スタッフの安全を確保しながら活動を続けてまいります。
皆様、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。