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災害対応

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2024年1月9日

(第二報)令和6年能登半島地震に関する状況について

JVOADは1月2日に現地入りし、国や県と協議しながら支援団体へのサポートを続けています。
1月4日には石川県などと連携してオンライン情報共有会議を開催し、最大456人が参加しました。
また、1月5日には、支援団体からの要望を受け、企業から寄贈いただいた充電器、発電機などの物資を車両に積み込み、七尾市と穴水町へお届けしながら、現地状況を確認しました。これらの物資は避難所や地域コミュニティで活用されています。穴水町では、仮設トイレの設置や電気の復旧など、一部では改善が見られましたが、まだ確認できていない避難所、もしくは避難されている場所などの環境は依然わからないことも多くあります。


【被害状況】

能登半島地震の発生から1週間が経過し、石川県内の避難者数は日に日に増加し、輪島市では新たに1,000人以上の孤立地域が確認されました。また、火災のあった輪島朝市では県が100人規模の大規模捜索を行うなど、引き続き人命救助、インフラの確保、物資支援、避難所等への生活支援を優先とし、行政や、民間支援がうごいています。
なお、積雪によるトラブルや交通渋滞を避けるため、能登半島方面へは1月6日(土)から一部道路で一般車両の通行が規制されています。

輪島市の状況(2024/1/6)


【支援団体の動き】

輪島市、珠洲市、穴水町、能登町などでは、行政による人命救助や物資輸送が行われる一方、民間でも避難者への環境支援や物資提供、炊き出しなど、専門的な知識やノウハウを持つ団体による避難者支援が徐々に始まっています。
JVOADでは、1月8日(月)時点で、64団体が支援に入っている、または支援を検討していることを確認しています。


【JVOADの今後の動き】

石川県では、1週間が経過した現在でも、行方不明者の安否確認や孤立した被災者の救助に追われ、避難されている方々の生活支援も十分とは言えない状況です。一方で、市町による罹災証明書の申請も始まっており、被災された方が必要な制度を活用できるようなサポートも必要になってくるかと思います。
JVOADでは、今後も被災地に常駐し、県や国との協議を進めながら、被災地で活動する支援団体へのサポートを行っていきます。

被災地では寒さが本格化し、1月10日(水)以降も寒波が予想されています。余震が続く中、JVOADはスタッフの安全を確保しながら活動を続けてまいります。
引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。


令和6年能登半島地震 支援活動へのご支援

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