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お知らせ
2022年12月28日

【ご案内】令和4年度 防災とボランティアのつどい

1月22日(日)、「防災とボランティアのつどい 関東大震災から100年目を迎えるにあたり、当時災害対応にあたったボランティアの取組を振り返る」が、ハイブリッド(会場ならびにオンライン配信)にて開催されます。
JVOADからは、代表理事の栗田が登壇いたします。

「令和4年度 防災とボランティアのつどい
 関東大震災から100年目を迎えるにあたり、当時災害対応にあたった
 ボランティアの取組を振り返る」

開催趣旨:2023年は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。当時は「災害ボランティア」という言葉が使われていたわけではありませんが、行政による炊き出しや収容等の救護活動以外にも、民間によるボランティア活動が果たした役割は大きかったと言われています。
今回の「防災とボランティアのつどい」では、関東大震災発生時の救護活動について、当時活躍した日本赤十字社や様々な地縁組織による活動を学び、現代に通じる被災者支援の課題や現在の災害ボランティア活動の広がりについて考えたいと思います。

【日時】令和5(2023)年1月22日(日) 13時30分~16時30分
【開催方法】全社協・灘尾ホール+ オンライン配信(Zoomウェビナー)
【主催】内閣府
【参加費】無料:どなたでも参加いただけます(事前申込制)
【参加お申し込み】下記ウェブサイトよりお申し込みください。
         https://dynax-eco.com/form/tsudoi2022/
 ※フォームに「参加方法」の項目がございますが、オンライン配信(最大500名。
  申込者多数の場合は先着順)で申込された方には、後日Zoom IDをメールにて
  ご案内いたします。

プログラム詳細については、コチラよりご覧ください。
ぜひご参加ください。

お知らせ
2022年11月30日

【報告】「ぼうさいこくたい2022」無事に終了しました

10月23日、「ぼうさいこくたい2022」が無事に終了しました。

JVOADは、「被災生活支援と「もれ・むら」のないコーディネーション」を
テーマにセッションを開催しました。

第1部では、内閣府から防災基本計画やエコシステムについて、ピースボート災害支援センターから
避難者の生活支援やエコシステムのための人材育成に関する課題と対策について、全社協(全国社会福祉協議会)から避難生活支援におけるDWATの活動についての紹介がありました。

第2部では、全社協から災害福祉支援センターの役割・機能と災害時における福祉支援のための連携について、
ボランタリープラザから兵庫県での連携の取り組みについて、内閣府から災害中間支援組織の連携と支援についての紹介がありました。

限られた時間ではありましたが、ご来場・ご視聴いただいた皆様には、避難生活支援や
被災者支援コーディネーションの現状と課題について、より深くご理解いただけたのではないかと思います。

今年も昨年同様、会場にお越しいただいた方にはface to faceで、会場にお越しいただけなかった方には
オンライン配信でJVOADや関連団体の取り組みをお伝えすることができました。
会場にお越しいただいたにも関わらず、不具合によりQRコードから資料をご覧いただけなかった皆さまには、お詫び申し上げます。

セッションの模様は、ぼうさいこくたいの公式ページでストリーミング配信されています。
その他のセッションのアーカイブも一部公開されていますので、当日見逃した方もお時間のある時にご覧ください。
また、当日の資料もダウンロード可能です。

ぼうさいこくたい2022(アーカイブ)

災害対応
2022年11月14日

【令和4年台風15号】静岡県における災害対応状況について(11/14)

9月23日に発生した台風15号の影響により、静岡県では猛烈な雨が降り続き、多くの家屋に浸水被害をもたらしました。発災から1か月を過ぎましたが、いまだ、厳しい環境の中で生活している住民の方もいらっしゃいます。

JVOADは、静岡県災害ボランティア本部・情報センター(県V本部)と連携し、発災直後より現地の状況把握に努めました。被害が大きかったこと、また、県V本部からの応援要請を受け、9月27日より職員2名を派遣し、現在も1名の派遣を継続しています。

【概況】
■ 被害状況
•人的被害 死者3名、軽傷者6名
•住家被害 全壊8、半壊2,219、一部損壊3,312、床上浸水5,643、床下浸水4,348
※住家は、「全壊、半壊、一部損壊」と「床上浸水、床下浸水」に重複計上がある
•避難所 最大18市町381箇所開設され、165世帯の住民の方が避難されていましたが、9月27日の段階ですべて閉鎖。現在、応急的な住宅支援として、公営住宅等において一時受け入れを実施している。
* 詳細は、静岡県「台風第15号による被害状況について第37報(11/7 10:00)」をご覧ください。
•災害救助法の適用:静岡県23市町への適用を決定
■ 災害ボランティアセンターの設置状況
現在、静岡市において災害ボランティアセンターでのボランティア受け入れが行われている。
*市町社協の支援の状況について、詳細は全社協 被災地支援・災害ボランティア情報をご覧ください。

【 支援団体の活動とコーディネーション 】
県V本部は、行政や、支援団体と連携しながら、静岡県内における被害状況の把握や支援調整を行っています。台風15号の被災者支援において、今回JVOADは、県V本部の「支援団体連携促進班」へスタッフを派遣しており、これまで、断水の際の水の調達および、高齢者等への配達支援へのつなぎや、県や市との協議などのサポートを行ってまいりました。現在も現地にて、県や市と在宅の被災者への対応ついて協議する際のサポートなどを行っています。

●家電支援の開始
これから迎える冬の寒さに向けて、県V本部では、浸水被害にあった家屋に住み続けている方のために、電気ストーブの配布が検討されています。この支援は、JVOADを通じたカリタス・ジャパンからの寄付金と、現地での募金により実施されます。今後、地元の電機商業組合を通じて1,000個ほどの電気ストーブが支援を必要としている方々に届けられる予定です。

【専門性を持った団体による支援】
県V本部は、支援を検討している企業・団体に対し、災害ボランティアセンターなどを通じて、住民の方からの困りごとと結びつけるため、団体登録を受け付けています。現在90以上の組織が登録されました。登録団体の状況や仕組みは、こちらからご確認いただけます。

●技術系講習会の開催
技術系支援団体によって、地元ボランティアの方や住民の方を対象に、浸水した畳、フローリングの床の対応方法などの講習会が、定期的に開催されています。JVOADスタッフも、11月3日に災害ボランティアセンター@西ヶ谷サテライトで開催された講習会に参加させていただきました。

●「災害後の生活再建を考える無料ミニ相談会」の開催(草ケ谷自治会館)
11月3日、自治会館において、弁護士などによる相談会が開催されました。住民の方からは、住宅の基礎部分も流されているがどうしたらいいか、など、質問も多く寄せられました。個別相談も実施し、相談会は夜遅くまで続きました。このミニ相談会は、11月22日、25日にも、他の自治体で開催予定です。今後、自治体の協力も得ながら、定期的な困りごとを相談する場の提供が必要とされており、支援関係者間で協議されています。

【JVOADの今後の活動】
ある住宅のご家族は、水被害にあった畳を出し、床板の上で、段ボールベットを置いて暮らしています。給湯器もしばらく使えず、最近になってようやく使えるようになったそうです。このような住宅にお住まいの方が、まだ、数多くいらっしゃり、冬の寒さに向けた対策が急がれます。
JVOADは、被災された方がたに対し、地域でささえる体制の目途が立つまで、引き続き、支援を継続してまいります。

お知らせ
2022年11月1日

JVOADは法人設立から6周年を迎えました

JVOADは、法人設立から6周年を迎えました。
日ごろからJVOADを支え、応援してくださるみなさまに、心より御礼申し上げます。

今年も福島県沖の地震や、8月の大雨による被害、台風15号による水害など、たくさんの方々のくらしを脅かす災害が起きました。
JVOADも災害が起きるたびに、現地支援関係者の方々とともに支援にあたっており、現在も静岡県内において、支援活動を継続しています。
いま起きている災害に対処しながら、同時に日本の大きな支援のしくみをつくることは簡単ではありませんが、皆様とともに、普段からのそなえとつながりにより、災害被害を最小限に抑え、必要な人に必要な支援が届く社会を目指し、これからもスタッフ一同、尽力してまいります。

今後とも暖かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

研修・訓練
2022年10月31日

第3回 これからの災害支援を考える北海道フォーラム が開催されました

JVOADは現在、休眠預金等活用事業「中核的災害支援ネットワーク構築プログラム」を通じて、「北の国災害サポートチーム」の活動を支援しています。
その一環として、10月24日に「第3回 これからの災害支援を考える北海道フォーラム ~地域特性を踏まえた災害支援の構築を目指して~」が開催されました。

今回のフォーラムは、平成30年北海道胆振東部地震の支援活動を行った認定NPO法人北海道NPOファンドとの共催で、2部構成で開催されました。

第1部では、北海道胆振東部地震の震災直後から支援金を活用した団体からの報告と、「北海道災害復興支援基金」の立ち上げについての説明が行われました。
第2部では、休眠預金事業のこれまでの成果として、地域特性に応じた災害支援の確立について、道内4地域から報告がありました。各地域の報告は、北の国災害サポートチームの「ネットワーク」を実感できるものでした。

ⓒ北の国災害サポートチーム

第2部ではJVOAD事務局長の明城がコメンテーターとして参加し、4地域の報告に対して、「住民や町会の動きなども含めた地域ごとの特性を把握し、災害時に動ける取り組みを続けていることは、ネットワーク構築のモデルになります」とコメントさせていただきました。

本フォーラムは、休眠預金を活用した
「広域・分散型支援ネットワーク構築事業
~広域災害に対応する全国モデルへの展開~」
事業の一環として実施しました。
お知らせ
2022年10月21日

【お知らせ】防災アクションガイド「火山噴火への備え」が発行されました

JVOADも協力し、一般社団法人FUKKO DESIGNが作成した「コロナ禍でもすぐできる!防災アクションガイド」。「コロナ禍でもすぐできる!火山噴火への備え」が発行されました。

防災アクションガイド「火山噴火への備え」

日本には多くの活火山があります。
火山噴火や降灰の予報、発生時の影響や対応の方法、備えに関する情報をまとめています。

JVOADのウェブサイト内のノウハウ集からは、これまでのアクションガイドもご覧いただけ、ダウンロードも可能です。
ぜひご利用ください、またお知り合いへの共有もお願いいたします。

災害対応
2022年10月11日

【令和4年台風15号】静岡県 「スマートサプライ」を活用した支援の開始

台風15号の被害を受けた静岡県では、静岡県災害ボランティア本部・情報センター(静岡県V本部)により、この間、県外からの支援の受け入れなど、調整が行われています。
現地では、新型コロナウイルス感染症の影響により、ボランティア活動も制限を受ける中、各地で支援を行う方々に向けて、必要な物資を必要な数だけお届けする「スマートサプライ」を活用した支援が開始されました。

「スマートサプライ」は、各プロジェクトより、現地にて必要な物資等を、アマゾンから購入して応援できるしくみです。詳細は、以下「つなぐ静岡バトン」からご確認ください。

つなぐ静岡バトン」プロジェクト

9月23日(金)、台風第15号がもたらした大雨。
静岡県内では線状降水帯が発生し、11の市町で1時間に110ミリを超える猛烈な雨が降りました。
この大雨により、静岡市や浜松市など、中部・西部地域を中心に広範囲で床上・床下浸水の被害が出ています。
また、大規模な停電や断水が発生し、生活に大きな影響をもたらしています。

わたしたち、静岡県災害ボランティア本部・情報センター、公益財団法人ふじのくに未来財団、地域デザインカレッジ修了生情報共有会議は、災害ボランティアセンターや被災された方々を全国のみなさまとともに支援するため、本プロジェクトを立ち上げました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、ボランティア活動も制限を受ける中、各地で支援を行う方々に必要な物資を必要な数だけ届け、支援活動を継続的に行えるようにするため、ご支援をお願いいたします。
ご支援はこちら → https://smart-supply.org/projects/shizuoka-baton

<お問合せ>
静岡県災害ボランティア本部・情報センター
電話 ①054-205-5151 ②054-205-5141

そのほか、引き続き静岡県V本部では、ご支援を検討されている企業・団体の皆さまに対し、登録フォームをご用意し、ニーズとの調整を行っております。
詳細はこちらからご確認いただけます。
※支援・団体受け入れの基本フローが開示されました。

JVOADは引き続き、静岡県V本部をサポートし、被災された方がたとその支援にあたる支援者の皆様のサポートを継続してまいります。

お知らせ
2022年10月6日

【注意喚起】詐欺被害に関する熊本県高森警察署からの注意喚起について

熊本県高森警察署より、「全国災害ボランティア支援ネットワーク」を騙る詐欺被害の注意喚起が、10月5日「ゆっぴー安心メール」を通じて配信されました。

9月28日、高森警察署管内にお住まいの方の携帯電話に、全国災害ボランティア支援ネットワークを騙る人物から「6億円が貰える権利があります。」旨のメッセージが届き、メッセージに記載されたURLをクリックしたところ、手数料などの名目で電子マネーカードをコンビニエンスストアで購入するように誘導され、数万円の詐欺被害に遭うという事案が発生しています。
被害に遭わないためにも、
〇お金がもらえるという甘い話を信じない
〇個人情報は教えない
〇メッセージに返信したり、記載してあるURLにアクセスしない
〇一人で判断せずに家族や警察に相談する
などの対策をお願いします。
高森警察署

JVOADは、公式ホームページ( https://jvoad.jp/support/ )上に掲載している口座以外をご案内して、寄付金等の振込をお願いすることはございません。また、当団体から、個人の方へ直接お金をお振込みするようなことは一切ございません。

身元が不確実な人物や団体などから、JVOADとの関係を匂わせる形で金銭や個人情報等を要求された場合、最寄りの警察署にご相談することをお勧めいたします。

皆様、十分にご注意いただけますようにお願いします。

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